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振動パック電池不要改造 |
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概要説明
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振動パック(NUS-013)は単4電池2本を必要としますが改造すれば電池無しでも動かせます。それだけです 原理はコントローラパックコネクタまで3.3Vの電源が来ているのでそれを使用します。
なおコネクタのピンアサインは色々ネットで調べた結果次の通りらしいです。(合っているかは不明)
ここのVCCとGNDを電池ボックスへ配線するだけで供給できます。 |
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01 |
GND |
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17 |
GND |
02 |
A14 |
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18 |
CE? |
03 |
A12 |
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19 |
A15 |
04 |
A7 |
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20 |
/WE |
05 |
A6 |
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21 |
A13 |
06 |
A5 |
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22 |
A8 |
07 |
A4 |
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23 |
A9 |
08 |
A3 |
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24 |
A11 |
09 |
A2 |
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25 |
/OE |
10 |
A1 |
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26 |
A10 |
11 |
A0 |
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27 |
D7 |
12 |
D0 |
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28 |
D6 |
13 |
D1 |
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29 |
D5 |
14 |
Detect |
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30 |
D4 |
15 |
Vcc(3.3V) |
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31 |
Vcc(3.3V) |
16 |
D2 |
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32 |
D3 |
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補足事項 1 |
A=Address Inputs
D=Data Input/Outputs
Detect=コントローラパック挿入検出(DetectをHレベルにすると挿入検出)
WE=Write Enable Input
OE=Output Enable Input
CE=Chip Enable Input |
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改造手順 |
分解します。LHドライバーのDTC-20が必要です。
31番PinがVccで17番PinがGNDです。
これを電池ボックスの端子へリード線で半田付けします。
図のAがVccなのでA同士を配線、BがGNDなのでB同士を配線しますがBは元々内部でつながっているのでしてもしなくても一緒です。
31番PinのA部分はスルーホールの穴に電線を突っ込んで半田付けします。
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振動パック(基板:NUS-PB-11 ラインナンバー19A) |
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補足事項 2 |
これだけで完了ですがこれだと単4電池をセットすると3.3Vが電池に加わるので、AのラインをスイッチでON/OFF可能にするか電池使用不可と割り切って裏側の乾電池の端子部分をニッパで切るなどしてください。
単4電池直列で約3Vなのでこの改造では3.3Vが供給され少し振動が大きくなります。
控えめにしたい方はAのラインに20Ω程度の抵抗を入れる方法もあります。
注意点はN64のACアダプタではモータ2個分しか回せる能力が無いため改造振動パックの利用は2個が限界です。
元々振動パックが単4仕様なのも4人対戦を考慮したためです。(64DREAM ?年?月号に理由が記載されてた気がする)
ゲームキューブの振動機能が電池不要なのはコントローラ回路用に3.3Vと振動モーター用に5Vが別々に供給される仕様になっているからです。
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補足事項 3 |
振動モーターの仕様
見ての通り半円の振り子で振動します。
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ミツミ電機 小型直流モータ
M25E-4 Series (5) |
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SPEC-NO |
R-141348 |
用途 |
Game Controller |
定格電圧(V) |
3 |
使用電圧範囲(V) |
2.0〜4.5 |
定格トルク(mN・m) |
0.54 |
無負荷回転数(rpm) |
2350 |
無負荷電流(t mA) |
60〜120 |
始動トルク(mN・m) |
1.47 min. |
回転方向 |
CW |
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補足事項 4 |
・ラインナンバーによる基板違いについて
任天堂のROMカセット等にはシールに番号の刻印が入れてあるす。
数字だけの物は初期版、数字+アルファベットの物はバグフィックス・改良版です。
ラインナンバーのアルファベット有無で基板が変わる場合があります。
振動パックでは基板のレイアウト若干変更・シルク印刷・裏の抵抗が無い・モーターの軸受けが違います。
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赤枠内に19の刻印が押してある |
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ラインナンバー19表 |
ラインナンバー19A表 |
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ラインナンバー19裏 |
ラインナンバー19A裏 |
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左19/右19A |
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更新履歴 |
作成日 :2007/07/04
最終更新日:2007/07/04 |
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